むし歯治療

耐えられない痛みで、患者さまを悩ませる「むし歯」。
当院では患者さまのために、できる限り痛みのない治療に努めています。
「むし歯の治療」と聞いただけで、痛い記憶が甦る方は少なくないでしょう。
当院では患者さまのためにできる限り痛みのない治療を心がけ、患者さまの負担をやわらげることに努めています。
むし歯の原因
むし歯は食べカスの中に潜む細菌が飲食物の中の糖分を分解し、酸を出して歯を溶かしていく(これを「脱灰」といいます)ことからはじまります。
一方、人のだ液は本来pH6.7程度の中性に保たれており、むし歯の原因菌がつくりだす酸を中和する役割を果たしています。また、だ液にはカルシウムやリン酸が含まれているため、酸が溶かした歯を修復する役割も担っており、こうしただ液による自然な修復を「再石灰化」と呼びます。
つまり、日頃からよく歯みがきをして食べカスが残らないようにし、糖分の少ない食事を心がけていれば、むし歯ができにくい状態を保つことができるのです。反対に、日頃から糖分をよく摂取し、お口の中でむし歯の原因菌が多くの酸をつくり出していると、だ液の中和による歯の修復が間に合わなくなってしまいます。その結果、歯に穴があいた状態が「むし歯」なのです。
むし歯の進行
C0
表面のエナメル質が脱灰しはじめ、白く濁った状態です。歯の溝が茶色くなっている状態もむし歯のはじまりです。むし歯の初期状態に当たり、自覚症状はありません。
C1
エナメル質に穴があいた状態ですが、まだ自覚症状はほとんどありません。しかし、再石灰化することは期待できませんので、治療が必要になります。
C2
エナメル質の下にある象牙質まで細菌が侵入し、穴があいた状態です。穴が大きくなると、冷たい水や風がしみるようになります。さらに進行すると、甘いものや温かいものがしみることがあります。
C3
細菌が象牙質の下の歯髄にまで及んだ状態です。熱い飲み物や食べ物がしみ、ズキズキとした激しい痛みが起こります。
C4
歯の形は完全に崩壊し、歯の根だけが残る末期的な症状です。痛みを通り越した状態で、それでもなお放置すると歯の根の先から炎症をひき起こします。ここまで細菌が侵入すると完全に取り除くことは難しく、何度も炎症を繰り返すことに。体の他の部位にも影響を及ぼしかねません。
むし歯の治療~患者さまのために、無痛治療を心がけます

むし歯はよくある体の疾患と違って、自然治癒することがありません。そのため、原因菌により穴があいた部分を削り、詰め物やかぶせ物でカバーしなくてはなりません。
「むし歯を削る」と聞くと、多くの方は過去のむし歯治療の痛い経験を思い出し、暗い気持ちになられることでしょう。しかし、歯科治療は日々進歩し、患者さまが痛みを感じにくい工夫もされています。
当院が大切にしているのは「患者さまのために、無痛治療を心がける」こと。
院長は長く歯科医療に携わり、「こうすれば痛みを感じにくい」という経験値を積み重ねてきました。つねに歯の状態やレントゲン画像をよく確かめ、患者さまの表情やしぐさを拝見しながら痛みの少ない治療を進めています。


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2014年は12月29日(月)AMまで診療を行います。
2015年は1月5日(月)~通常診療になります。
これからも何卒宜しくお願いいたします。
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